魚沼方面まで行こうと思ったら、通り越して南魚沼まで来てしまった(笑)
そして浦佐のJA直売所へ。
なんとそこにかわいらしい「志んこ餅」なるお菓子を発見したのであります!
この和菓子初めて見たので、つい購入してしまいました。
どんなお菓子だったのか、早速紹介します~
玉屋菓子舗の「志んこ餅」
南魚沼市浦佐にある「玉屋菓子舗」というお菓子屋さんが作っているお菓子です。
実店舗は浦佐毘沙門堂近く、毘沙門通りにあります。上越新幹線:浦佐駅の毘沙門天口から出ると近いです。
全国にもある「しんこ餅」ですが、浦佐のしんこ餅は少し違った趣があります。
もともとは浦佐毘沙門堂で行われる奇祭「裸押合祭り」の時期にしか食べることのできなかったお菓子であり、毘沙門様のご利益のあるお土産として買って帰る人が多かったのだとか。
浦佐 毘沙門様と関連のある由緒あるお菓子だったなんて知らなかったです。そんな歴史にわくわくしながら「志んこ餅」をいただきます。
今回は6個入りを購入。
しかし、6個の割にはずっしりと重い気がするなぁ。
早速実食!
白いのと緑のがありますが、緑はヨモギ入りです。
さいさいね、実は1つ勘違いしていたんだけど、このお菓子、おまんじゅうじゃなくて、お餅なんだよね。
題名にも「志んこ餅」って書いてるのに勝手にフワフワかと思っていて。ていうか上新粉を使用してるってちゃんと書いてたのに勘違いしてた。
大きさは縦方向しか測ってないんだけど、6cm欠けるくらいですね。小判型で小さめなんですが、お餅なので少し重い感じがします。
周りのお餅がなめらかでツルツル、まるでつきたてのお餅のようです。多少お餅みたいに伸びますけど、歯切れはいいです。白玉とお餅の間の食べ物という感じです。
上の方でも書いたけど、この周りのお餅は「上新粉」で作られており、お団子と同じ材料でできているため、程よく伸びるのにも関わらず歯切れがよい理由はそこにありそうですね。
白いほうは普通に柔らかいお餅という印象を受けます。
ヨモギ餅は一見すると笹団子みたいですが、ヨモギの濃い匂いはしません。ほのかに香ります。
中のあんこは甘さ控えめですこし塩味があり、なかなかパンチ効いてておいしいです。どちらにも同じあんこが使用されています。
飲み物は緑茶やほうじ茶、無糖コーヒーなど甘くないものがよいでしょう。
まとめ!
今回は「玉屋菓子舗」の「志んこ餅」をご紹介しました。
歯切れのよいお餅に甘さ控えめあんこが入っていて、上品でおいしいです。
浦佐でしんこ餅と言えば「東屋製菓舗」も有名だったようですが、ネットで調べると残念ながら閉業しており、現在は「玉屋菓子舗」だけが生き残っているようです。
このお菓子は偶然にJAの直売所で見かけて購入したのですが、調べたらまさか有名なお菓子だったなんて、やっぱり新潟って広いんだなーって思いました。
あ!もしかして縦に長いから広く感じるのかなーw
ぜひ南魚沼、浦佐あたりに来たら「玉屋菓子舗の志んこ餅」お土産にいかがでしょうか。
さいさいはまた買いに行きます。ドライブがてらにお気軽に。
それにしても毘沙門堂、かっこいい名前だなー。