【新潟県産】洋ナシ「ルレクチェ」ってどんな味?食べごろはいつ?

新潟県で洋ナシといえば「ルレクチェ(Le Lectier)」がとっても有名!

お歳暮など贈答品としても重宝する高級果物です。

え?「洋なしと言えばラ・フランスじゃん」って?

いやいや、新潟でそんなこと言ったらいかんよ!

新潟の冬の名産品で甘くておいしい「ルレクチェ」ってどんな洋なしなのか、さっそくいってみよ~

ルレクチェってなに

フランス原産の西洋なしで、明治36年から新潟で栽培されています。

縦長で瓶みたいな見た目でどっしりとしています。同じ西洋なしのラ・フランスよりも少し大きめです。

導入した当初は栽培方法が知られていなかったために失敗続きだったようで、出荷はされずに自家消費用で栽培されているのみでした。

しかし、その上品な甘さ、芳香が再注目され高級料亭のデザートとして美食家のひそかなブームとなり再び栽培を開始したのです。

いろいろな名前がありましたが、正式に「ルレクチェ」という統一名称になったのは昭和58年です。

栽培が難しく、11月下旬から12月下旬までしか出回らないので「幻の西洋なし」とも呼ばれ、今ではお歳暮など贈答用で喜ばれる逸品となっています。

生産の8割は新潟県!

新潟県はお米と日本酒が有名ですが、実は西洋なしの出荷量が全国2位(平成26年農林水産省統計より)!

ルレクチェは全国生産の8割を新潟県が占めています。

新潟県の気候がフランスの産地と似ていて栽培に適していることに加え、希少性あるルレクチェの人気も相まって栽培面積は年々広がっているようです。

実際に販売しているところはどこ?

新潟県内では三条市や新潟市南区で特に栽培されており、時期になると周辺の直売所で気軽に購入することができます。

JAなどの直売所はもちろん、普通のスーパーにも売っています。

新潟県に来たらぜひ覗いてみてください。直売所に行けば贈答用、家庭用がそろっているところもありますので、お土産にしてもよさそうですね。

ちなみに2023年、新潟県での販売開始日は11月22日です。

食べごろはいつ?

食べごろのサインがありますので、まとめてみました。

  • 良い香りがする
  • 果実の色が黄色になっている
  • 軸の色が茶色または黒色である
  • 果実を持つと弾力を感じる

このポイントを押さえておけば、美味しく食べられます。

食べごろを逃さないように!すぐに痛んでしまいます。

更に追熟は必要?

ルレクチェはいちじくと違い、樹上で完熟しないため、収穫して追熟させる必要があります。

追熟は購入したル・レクチェの様子を見ながら必要か判断します。

販売所に出ている時点で40日くらい追熟させているのですが、個々によってはまだ軸が茶色(もしくは黒)くなかったり、果実を持ったときにもっちりとした弾力がない場合がありますので、袋の中に入れたまま追熟を継続しましょう。

袋の中に入れておくことによって果実の乾燥を防ぎます。

冷蔵庫に入れずに涼しいところで保管し、食べごろになったルレクチェから食べましょう。

食べた感じは”なめらか”

皮をむいていただきます。

縦半分に割ると種が中央にありますから、リンゴと同じ要領で取り除きます。

皮をむいているときから滴り落ちる果汁。

りんごのようなシャキシャキ感はなくきめ細やかな果肉、非常にジューシーで舌触りはなめらか。

めっちゃ甘くておいしいです~(((o(*゚▽゚*)o)))

鼻から抜ける芳醇な香りは、幸せな気分になります。

もし食べきれなかったら

お歳暮などでいただくと、ひと箱にたくさん入っているので痛むかもしれない。。

こんなときはコンポートにしましょう!

お砂糖は甘さ控えめに、レモン果汁も少し入れて煮詰めて保存容器へ!

イチゴやリンゴのコンポートみたいに果実から水分が出ないかもなので、少し水を足して煮た方がいいですね。もしくは水と白ワインを入れて煮るとかね。

やっぱりそのままが一番おいしいのですが、どうしても食べきれないときは面倒でもコンポートにしておけばパイやタルト、ヨーグルトに入れてもよし、コンポート液はゼリーにもできます。

ぜひお試しくださいね。

まとめ

新潟県の冬限定果物「ルレクチェ」をご紹介しました。

栽培が難しく、国内でもあまり出回らない希少な洋なしです。

2023年の新潟ルレクチェ解禁日は11月22日!ここから約1か月間販売されます。

期間限定の「ルレクチェ」を大切な人へのギフトにいかがでしょうか。

上品な甘さ、芳醇な香りをぜひお楽しみください!

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