テトラポットみたいな三角ちまきなんですが、このタイプは主に新潟県で食べられています。
もち米の甘さ際立つ三角ちまき。
他の地域でもお菓子のように甘かったり、しょっぱめに味をつけるものが多い中、
何を付けて食べたらいいの?固くなったらどうすんのよっていう疑問に答えます
三角ちまきとは
三角ちまきは笹だんごと同じく笹で包まっている郷土食です。
笹は殺菌作用が強いため昔から保存食として用いられてきました。
水で浸したもち米を笹で包んで、2時間ほどじっくり茹でて、冷やす。この工程で出来上がります。
茹でたあと水の中に入れておけば1週間は保存が可能なのだそうです。
新潟県民はほぼ食べたことがある郷土の味でございます。
関西地方で見られるような細長いちまきとは全く違いますよね。
中華ちまきみたいに味もついていません。
ちなみに味は優しいもち米の味がします。素材の味が活きてます(笑)
三角ちまきの食べ方
食べ方は簡単!
笹を取って、三角ちまきをお皿に乗せ、きな粉を振りかけましょう!
おっと、きな粉は砂糖入りのものを選んでください。やっぱり甘いきな粉じゃないとね。
緑色のウグイスきな粉を使う人もいるみたいですが、さいさいは黄色いきな粉を使用します。こっちの方がクセが少なくておいしいからです。
ちまきを一口大にしながらきな粉をたっぷりまぶして食べるのがオススメです!
食べた感じは、おこわとお餅の間くらいと思っていただけたらと思います。モチモチです。
さいさいの家では朝ごはんに食べたり、おやつに食べたりします。
もち米ときな粉なので原料だけ見たらきなこ餅とかおはぎと同じじゃん(笑)
おいしいからって食べすぎは禁物です(^_^;)
ちなみにあんことかゴマをつけて食べるところもあるみたいです。
三角ちまきは固くなったらどうする
もし、日が経過してしまったり、冷蔵庫などに入れて固くなってしまったら
- レンジでチン
- ゆでる
主にこの2パターンで柔らかくすることができます。
レンジでチンする
そして小腹がすいて1個食べたいなーの時にもっとも簡単!
笹ごとっていうのがポイントなんです。
包まっている状態で温めることによって、もち米の水分を保つことができるのでオススメです。
もちろん、笹を取ってお皿に乗せて温めてもOK!お好みで調整ね!
温めすぎは禁物です。ほどほどに温めましょう。
1分くらいで柔らかくなります。
ゆでる
固くなったちまきをゆでる方法です。
鍋に水をはり沸騰させたら火を止めて、その中にちまきを入れます。
20~30分くらい入れておき、水で冷やしてから食べましょう。
熱々で食べてもいいんだけど、柔らかすぎて歯ごたえがなくなってしまうためオススメしません。
冷凍のときは?
食べきれない場合には冷凍しておくことも可能です。
その場合にもレンチン、ゆでる この方法は有効です。
レンチンするか、ゆでる場合は水で冷やしてから食べましょう。
まとめ
今回紹介した「新潟の三角ちまき」
笹のさわやかな香りと、もち米の甘み際立つ昔ながらの保存食です。
笹だんごと同じくらい三角ちまきもおいしいので、ぜひ食べてみてください~