笹団子って某県民番組とかでよく紹介されていますけど、
なんで新潟県と言えば笹団子なのかちょい掘り下げしたいと思います。
新潟名物「笹団子」
新潟と言えば笹団子!
ヨモギ団子を笹で包み、スゲや井草で俵型に縛って蒸したお団子です。
ふわりとヨモギと笹の香りがしてなぜか懐かしく、笹をバナナのようにむいて手で食べることができる画期的な和菓子なのです!
笹団子の歴史
笹団子はおよそ500年前から新潟県中越・下越地方や福島県会津地方の一部で食されている郷土食です。
笹団子は一説には戦国時代、上杉謙信の家臣が戦場の非常食として作ったと言われていますが、定かではありません。
ヨモギや笹には殺菌作用があり、冷蔵庫が無い時代には携帯食としても非常に優れていたはずです。
また、年貢米にならないくず米をおいしく食べるため団子にした説もあります。
新潟のお土産として有名になったのは、昭和39年に開催された新潟国体で、団体のお土産として推薦されたことがきっかけでした。
そこから新潟の代名詞になるくらいのお土産になっていくなんてすごいですね!
今では一年中食べることのできる笹団子ですが、かつては田植えが終わったころ(旧暦の端午の節句。今で言うとだいたい5月下旬から6月上旬)に食べることが多かったようです。笹団子作りにかかせない笹の葉やヨモギが5月中旬に収穫期を迎えるため、季節を味わう一品として作られていました。
笹団子の中には何を入れるのか
長岡市でさいさいが行くお店では粒あんしか見たことないんですけど、
新潟市に行くと、きんぴらとかあらめの佃煮などしょっぱい系が入っているものを見かけます。
幼少のころから粒あんで育ってきたさいさいはまだ食べたことないんですが、いずれ挑戦してみたいです。
また、ピンクのお団子や白あんとかこしあんが入っている笹団子もありますし、中身が入っていない団子だけの笹団子もあるようです。
中身のバリエーションが意外と多いことに驚きました。
笹団子はどこで買えるの?
笹団子はもちろん製造元で買うのが一番おいしいです。
長岡市で有名なのは江口だんご
新潟市では田中屋本店が有名です
ほかにもたくさんの和菓子屋さんが作ってるので、新潟来たら笹団子の旅に出るのもアリかと思います(笑)お店によってもちの柔らかさやヨモギの調合具合、あんこの甘さが違っていたりして面白いです。
新潟県内主要な駅のお土産屋さんはもちろん、新潟県内ほとんどのスーパーで買うこともできます。
今だとネットでもお取り寄せできるし、ふるさと納税の返礼品になってたりもするので比較的手に入れやすいですね!
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でもね~やっぱり作り立ての笹団子を新潟で食べてほしいです!
お近くの方も遠い方もぜひお土産にしてみてくださいね~